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L1.線分(コマンド使用)を作図する
(defun c:ufl00001 ( / pp1 pp2 )
;線分を作図する
(setq pp1 (list 10.0 10.0 0.0))
(setq pp2 (list 30.0 20.0 0.0))
(command "line" "none" pp1 "none"
pp2 "")
(princ)
)
上記AutoLISPファイル(ufl00001.lsp)のダウンロード
説明
defun:関数を定義する。
(defun シンボル名 ( 引数 / ローカル変数 )
式
(princ)
)
c:ufl00001 がコマンド及び関数名。
c: がある場合は、コマンドとなり実行の際に c: より後
のみを入力することで実行ができる。(例:ufl00001)
c: がない場合は、関数となり実行の際に ( ) を付け
入力することで実行ができる。(例:(ufl00001))
ここでは引数がなくローカル変数として後で使用するpp1,pp2を
定義している。
(princ) コマンドの場合はnilを出力しないで終了するための
ものでコマンドの場合は最後に常に実行するようにします。
list:多数の関連ある値をセットする。
(list 10.0 10.0 0.0) 3次元の点(X,Y,Z)
をセットとして定義している。
setq:変数に値を代入する。
(setq pp1 (list 10.0 10.0 0.0)) pp1に点の座標を
代入する。
command:AutoCADコマンドを実行する。
(command "line" "none" pp1 "none" pp2
"") は
AutoCADにてlineコマンドを実行した場合の
1点目を指定: が pp1、
次の点を指定 または [元に戻す(U)]: が pp2、
次の点を指定 または [元に戻す(U)]: が "" は Enter
となる。
pp1及びpp2の前の"none"はオブジェクトスナップがONのときに
近くの図形に影響をうけずにpp1及びpp2の値をそのまま使用する
ためにオブジェクトスナップを一時解除している。
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